2005年03月13日

細江逸記『動詞時制の研究』第3章(抄)

またこれをわが国語に見られるところと比較して考えると,

   わが心春の山べにあくがれてながながし日をけふも暮しつ   (新古今集,巻1)

は"Present Perfect"的であるが,

   わが心慰めかねつ更科(さらしな)やをばすて山に照る月を見て (大和物語,151段)

は"Present"的であり,

   万葉学のためにもまた光栄のきはみといひつべし

            (佐々木博士,『心の花』本年6月号)

は広い意味の"Present"であるとめ認られる。
posted by 国語学者 at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 古代語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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