2005年03月12日

四十八字《いろは》新聞紙(明治事物起源 第八)

 四十八字新聞紙は、半紙倍版の木版一枚褶りにて、第一号は明治六年第一月の発行、本局は、本所相生町五丁目二十一番地新々社なり。発行を広く知らしめるための、びらあり。まいにちひらかなしんぶんしの、びらの大にはおよばざれども、左のとほり、同式なり。また仮名字だけにて一切まに合はせるとの旨趣、その仮名文の書きかた、行の終はりにハイヘンを施すなど、あまりによく似たれば、この二種の新聞紙の発行は、あるいは同一人にやと思はるる節あり。



官許

四十八字新聞紙《いろはしんぶんし》

このしんぶんしはいろは四十八字にて よのなかのいまのありさま まいにち/\のおふれ そのほかめづらしきはなし むつかしきことのよしを一々しるし たれにもよみてたのしみになるおもしろきしんぶんしなり

              新々社
posted by 国語学者 at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 言語生活史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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