2005年03月12日

活版も整版同様(明治事物起源 第八)

 明治五年正月発布、文部省の出版条例第十三条に、「凡ソ活字ニテ出版スルモ、亦此条例ニ同シ、新聞紙.図画・肖像・戯作等モ、亦之ニ準ス」とあり、活版ものも、整版同様に、取り扱ふことを明らかにせり。

 維新前にありては、活字版は、粗拙の版式にて、これを解版すれば、その版を留めず、そのとき限りのものなれば、活版の無届け出版などは、これを黙許するくらゐに軽き意味の版式なりしが、明治後の洋式活版は、精美簡捷なれば、整版同様に、視ることとはなれり。
posted by 国語学者 at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 言語生活史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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