2006年01月20日

石川雅望「ねざめのすさび」いかのぼり

  ○いかのぼり
都人はいかとよび、関東人はたことよべり。形の烏賊魚に似たればなり。ふるき絵はもとより、近ごろ西川祐信のゑがける物、みな烏賊魚のかたちせり。関東にては章魚といへるも、足のおほかる物なれば、しかよべるなるべし。いにしへ師労之とよべるよし、和名抄に見えたり。風鳶、紙鳶など、かしこの文にも見えたれば、今のとびだこといふものは、唐のさまをうつしつくれるなるべし。
posted by 国語学者 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 方言史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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